株価は収束して動き、また収束しては動き出します。これは長期、短期かかわりなくそのような動きになります。トライアングルは収束してるときに「そろそろ動き出すかな」タイミングを計る手法です。
・小さなトライアングル
小さく描くトライアングルはトレンド継続を意識して使います。
週足、月足では微々たる日足の節目を結ぶ形で小さな動きを観測していきます。
※ガンホー・オンライン・エンターテイメント (3765)
買いを狙います。
上辺を水平に引くのを「上昇トライアングル」と呼びます。
※3年の週足チャート
今までにない出来高で最高高値を追っています。このもみ合ってる部分にタイミングを図ります。
※資生堂 (4911)
空売りを狙います。株価が収束していくので、そこを線引いていきます。そこから動き出したら売りに入るというやり方
底辺が限りなく水平であるトライアングルを「下降トライアングル」と呼びます。
※3年の週足チャート
トレンドに逆らわないことがコツ。最安値を追いかけていきます。
この小さなトライアングルのメリットはなんと言っても、「損切りを小さくできる」ことです。
トライアングルの水平ラインに戻ったら損切り、もしくは、トライアングルの下のラインを抜けたら売り。どちらにしろ、小さなロスカットで攻めることができます。
出来高で空気を読みつつ、小さな出来高のときに「ベアの攻勢がほとんどない」ことを視野に攻めていきます。
さらなる馬鹿理論と非常に相性がマッチしています。
真性ブレイクアウトはトライアングルの先端の2/3までの間に起こります。1/3から起きたブレイクは避けるべき。
ブレイクアウト時の出来高は直近5日の平均出来高より1.5倍以上ある必要があります。