出来高の増減は、今後の株価を分析する上でかなり重要な指標です。
株というのは株主が交代しない強い株になりません。
株主が変わるにはどうしても出来高という足跡が残ります。
急激に値上がりする株は初動から大陽線、出来高が今までと全く違ってきてます。
値上がりしてる株の出来高を見ていくと、いろいろ重要なことが見えてきます。
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント (3765)
出来高を見ることで、今後の行方の展開を占う大事な指標となる。
●出来高の基本
・強い株とは
・・・出来高が大きく、大陽線を出している株
(直近の株価にしては高すぎる価格であるにもかかわらず「買いたい人が大勢います」)
・・・出来高が下がっているにもかかわらず、株価が下がらない株
(買い方が様子見してるが誰も売ってこない)
・弱い株とは
・・・出来高が大きく、大陰線を出している株
(直近の株価にしては安すぎる価格であるにもかかわらず「売りたい人が大勢います。)
・・・出来高が下がっても、大した調整もなく株価が反発しない株
(売り方が様子見ているのに誰も買ってこない)
まとめると、
大陽線で出来高が急激に膨らみ、その後、買い方が様子見てるため、出来高が減少、そのとき売り方が強く売ってこない株は強いです。
目安としては、一度めの上昇から3分の1も下がらず、出来高が減少している株を監視します。
・出来高調整
大陽線時の売買代金合計から(50~80%)ぐらいの調整があってから上がります。
相場が強い時は30%ちょいぐらいで行くときもある。
・日柄調整(上昇のリズム、調整のリズム)
「その株価がどういった状態か?」を考えるには、株価より出来高のほうが信用性があります。
出来高で(今、株はどのような状態か?)を考察し、リズムに合わせるように仕掛けるのがポイント。
●売買代金は10億円以上あったほうがよい。
出来高が膨らんでる株価の方が売買代金も膨らむためトレードしやすいです。
出来高が膨らむということは、「参加者が多い」、つまり集団心理を分析の結集であるチャートのテクニカルに従った動きになりやすい。
(売買代金は平均で10億円以上あったほうがいいです。)
売買代金の薄い株は、一部のトレーダーの売り方・買い方で翻弄されやすいので、避けたほうがいいです。