みっちゃんトレード

2本の平行線によって囲まれた価格を包含するチャート・パターン。
水平に2本の線を引いてブルが勝つかベアが勝つのかを見極める技術です。

線の引き方
極端な高値や安値を通って引くのを避けて揉み合い圏の外縁部を通るように引く。


・価格がレクタングルの上限に接近しつつあるとき、出来高が急増していれば、情報へのブレイクが起こる可能性が高い。逆に価格が下限に接近んしつつあるときに出来高が増加していれば、下方へのブレイクが怒る確率が高くなる。

・真性ブレイクは過去５日の出来高の平均の1.3～1.5倍の出来高を記録することが目安。出来高が薄ければ騙しの可能性が高い。

・レクタングルの長さが大きいほど、価格は動きやすい。特に週足では重要になります。ブレイクアウトは週足で見極めてみるのが大事です。

・ブレイク後、よく戻ろうとする動きがあります。ライン際で買ってみるのも手です。

ヘッドアンドショルダーが上昇の終焉を暗示するチャートパターンであるなら、逆ヘッドアンドショルダーは下降の終焉を暗示するパターンです。
形としてはヘッドアンドショルダーの真逆です。

※ アイフル （8515）





一度ネックラインの引き方で違いが出ますが、150～160円かなり意識されてます。
陽線で出来高も膨らんでいて、出来高の下がった十字線は絶好の買い時に思います。



何でもそうですが、過信は禁物。LCはすること。
出来高、RSIを見ながらやることをお薦め。

※関西電力 （9503）

株価は収束して動き、また収束しては動き出します。これは長期、短期かかわりなくそのような動きになります。トライアングルは収束してるときに｢そろそろ動き出すかな｣タイミングを計る手法です。

・小さなトライアングル
小さく描くトライアングルはトレンド継続を意識して使います。
週足、月足では微々たる日足の節目を結ぶ形で小さな動きを観測していきます。

※ガンホー・オンライン・エンターテイメント （3765）

※資生堂 （4911）
空売りを狙います。株価が収束していくので、そこを線引いていきます。そこから動き出したら売りに入るというやり方
底辺が限りなく水平であるトライアングルを｢下降トライアングル｣と呼びます。



※3年の週足チャート
トレンドに逆らわないことがコツ。最安値を追いかけていきます。




この小さなトライアングルのメリットはなんと言っても、｢損切りを小さくできる｣ことです。
トライアングルの水平ラインに戻ったら損切り、もしくは、トライアングルの下のラインを抜けたら売り。どちらにしろ、小さなロスカットで攻めることができます。
出来高で空気を読みつつ、小さな出来高のときに｢ベアの攻勢がほとんどない｣ことを視野に攻めていきます。
さらなる馬鹿理論と非常に相性がマッチしています。

真性ブレイクアウトはトライアングルの先端の2/3までの間に起こります。1/3から起きたブレイクは避けるべき。
ブレイクアウト時の出来高は直近5日の平均出来高より1.5倍以上ある必要があります。

※オリンパス


上昇トレンドの時にこの｢M｣のように現れる形をヘッドアンドショルダーといいます。
上昇する力が残っておらず、一度調整、もしくはそこらからの反転を暗示するチャートパターンです。
チャートの形が人の頭と肩に見えることからヘッドアンドショルダーと呼ばれています。

・詳細説明


①トレンドを割った見せかけ、急激に上昇
②高値を更新するも上値重たく、反転して落ちる。
③再び上昇するが上値は更新できず反落します。

・両肩の凹み部分の安値同士を線で引きます。これを｢ネックライン｣と言います。水平でなくても構いません。



・トレードのタイミング
基本的にはネックラインの攻防が売りのタイミングとなります。
ただし完全にヘッドアンドショルダーになる前に、打診売りするをするのも有りです。
一度ネックラインを割ったあと、反発して、ネックライン近くまで戻ってくることもよくあります。
ここらへんで追撃売りをしてみるのも手です。



おまけ
※ヘッドアンドショルダーは、RSIと一緒に勉強することをお薦めします。相性が良い。
※バスカービル家の犬というトレード手法と相性が良いです。ヘッドアンドショルダーから、株価が落下せずにむしろ上がっていく場合、強烈な上げになる可能性があります。ヘッドを超えた時点でドテン買いをする戦略です。